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ミワいつか
2006/07/26(Wed)
雨と虹


今日で番外編第1幕モとナホとフィジー不思議な3人旅もおしまい。シンガトカの街で2人のタクシーを見送る。
雨女の威力は最強で今日も雨を降らす。2人を見送った後砂丘までのバスを待ちながらバスターミナルから虹をみる。私は雨女なのでこの旅でもたくさん雨を降らしたけどおかげで虹もたくさんみた。
1時間近く待ってもバスが来ない。1時間前にも来たバスがまた来て、別のバスだよって言ってたけど、待っても来ないので少し歩くことにしてそのバスに乗る。制服を来た通学中のフィジーの子供たちは新聞を読みながらバスを待っていた。
バスを降りてしばらく歩くとナショナルパークが見えてきた。扉は閉まっていて看板には10時からとある。しょうがないので1時間半ブラブラしながら待つことにする。
ふらっと歩きはじめるとその方向で私を待っている女の人がいた。「ブラー!」と挨拶をする。どこへ行くの?と聞かれたのでナショナルパークに行きたいのだけどまだオープンしないみたいだからお散歩をしようと思って、と伝える。この先には家が1軒とテレコムのアンテナがあるだけだよ、その家は娘の家でこれから訪ねるところだけど一緒に来る?と聞かれたのでのこのこ付いていくことにする。坂の上では先に歩いていた旦那さんと2歳になる息子のパトリックが待っていた。
丘の上の家には娘夫婦プラス男の人が待っていた。ござを敷いてもらいその上に座る。地面に座らせてゴメンね、と謝る旦那さんに日本も同じだよ、と言う。お昼ごはんにと持ってきていたバナナをパトリックにあげる。地球の歩き方を興味津々で見ていた。
お礼をいってお別れをし娘さんに見送ってもらいナショナルパークへ。入場料がいるとは知らなかったのだけど8F$払って地図をもらい、公園の中を歩く。しばらく森が続いた後目の前が開けて砂丘とその向こうに海が見えた。砂丘といっても草や木がまばらに生えている。風が強い。海は波が高く荒れていた。
近くの砂丘のてっぺんに上りしばらく海を眺めたり後ろに広がる丘を眺めたりしてぼーっと過ごす。お昼ご飯のクラッカーとコーンフレークの間のような食べ物とバナナを平らげる。
かなり長い時間ぼーっと過ごした後残りの散策路を歩こうと砂の上を行く。風が強く、巻き上げられた砂が顔に当たる。向かい風にくじけて風に流されるまま風の向かう方向へ歩く。丘の上の東屋で休んでいるとまた雨が降ってきた。雨の止んでいる隙に少し遠くに見える砂丘の最高点を目指すことにする。少し迷子になりながら、風に飛ばされる砂にまた負けそうになりながら、やっぱりまた降ってきた雨に濡れながら、足がすっぽり埋まってしまう砂に足をとられながら、砂の丘を登る。最高点へ到着するとずーっと遠くまで砂丘が広がっていた。思わずため息が漏れる。風が作り出す丘の連続が不思議。すぐ側には村も見えた。でも砂丘には誰もいなくて、広い砂丘にぽつんと独りぼっち。自分の足跡が風に掻き消されるのを眺めていた。鳥取砂丘もいかなきゃ、と思う。
結局オープンの10時から閉園の1時間前の3:30まで砂丘にいた。
公園を後にし朝バスを降りたところまで戻る。バスは道の途中でも拾えるというのでじっと待つよりは、とシンガトカ方面へ向けて歩く。途中すれ違う人たちがニコニコでブラーと挨拶をしてくる。なんだかとてもいい気持ちになる。途中、どこに泊まってるんだ、戻って家に来ないか、シングルなのか結婚してるのか、と誘ってくる人に捕まっているうちにバスが通り過ぎた。雨もかなり降ってきてびしょぬれになる。
結局そのままバスは捕まらずに1時間近くかけてシンガトカまで歩いて戻って来た。2日連続で食べたペンズテイクアウェイで少し早めの夕飯を食べる。おなかが空いていたのでチャーハンとバナナケーキも食べた。
一昨日と同じ最終5:30のバスで宿まで戻る。少し疲れてしまってかなり早い時間に眠りに就いた。

 
 
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