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ミワいつか
2006/05/04(Thu)
谷を彷徨う


ウチヒサルへハイキング。インフォメーションどこかで左に曲がると言うけどわからずそのままウチヒサルの方向を目指して谷沿いを行く。
ギョレメパノラマという谷を一望できるポイントから観光客が下を眺めている。きのこたちを上らないと人がいる場所へ行けない。私達は道に沿って進んでいたが、その道が消えてしまった。きのこも簡単には登れそうにない。草の道を掻き分け、回り道をし、元の道まで戻りなんとか谷を抜ける道を見つける。馬にのってウチヒサルへ行く、というようなツアーもあるらしく正しい道には馬糞が転がっていて、馬糞が標識代わりだった。
やっとの思いでウチヒサルに到着。お腹も空いたしかなりハードなハイキングだった。
ウチヒサルにバイキングのお店があった。観光客がバスで到着をしてランチをとるポイントらしい。もっとこじんまりとしたロカンタ(食堂)がよかったけど少し探しても見つからなそうでバイキングのお店に入ることにする。テラスは少し寒かったけどすごく眺めがよかった。お皿をもって料理のところへいくとおにいさんがもりもりご飯を盛ってくれる。コックさんは日本人だと言っているのにアニョハセヨと言ってきた。あまり肉気のない野菜中心の料理ばかりだったけどお腹がはちきれそうなくらいいっぱい食べる。
遠くからもよく見える丘の上のウチヒサルの城を目指す。また10リラとかだったらやだね、といっていたけど1.25リラ安かったので登る。この地域で一番高い場所らしい。レストランからの眺望もかなりよかったけどさらに素晴らしかった。ローズバレーやレッドバレー、たくさんのきのこたちや家たちも見える。カッパドキアを上から眺める気球ツアーがあるのだけどかなり高くて行かないことにした。上からの眺望はここで果たせた気がする。しばらく眺望を楽しんでいるとスカーフを頭に巻いたトルコ人の女の子4人組がイスタンブールでも食べたご飯をぶどうの葉っぱでまいたトルコ料理をくれた。4人のうちの1人の子のお母さんが作ったそうな。トルコ人は食べ物をシェアするのが好きなんだって。うれしい。おいしい。
城を降りて丘を下ってバスを待つが近いから歩けるよ、と言われる。歩いている途中にバスが後ろからクラクションを鳴らして停まってくれた。いつもの帽子のおじさんだった。売店で地下都市のバスでアメリカから来た女の子からもらったクッキーを買う。
今度はビールなど買わずにイスタンブール行きのバスに乗り込む。
バスでは映画がやっていた。アンソニーホプキンスが主演の映画で、飛行機が墜落してくまに追われながら山を逃げ惑うというストーリー。血や叫び声や人の死や、あまり皆が見たい映画ではないのにいいのかな、と思いながらもちゃんと生きて帰れるか心配でついつい寝るのを忘れて見入ってしまう。無事(?)生きて帰れて安心して眠りに就く。

 
 
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