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ミワいつか
2006/05/03(Wed)
地面の下の世界


朝いつかちゃんが起きているのに気付きながらも目標にしていた9時になるまで寝ていた。シャワーを浴びて出ようとするとドアが開かなかった。いつかちゃーんと叫んでみたけど届かないみたい。だれかスタッフのおじさんとか気付かないかな、と英語でも呼びかけてみる。けど誰も来ない。あーこれ、モンゴルでトイレから出られなかったときと似てるなぁと思いながらしばらく叫んで、ドアの上の空いている部分から顔を出して呼んでみていたら日本人の男の子が部屋から出てきて開けてくれた。助かったぁ。もっとドアのノブを強く回せば開いたらしい。
そんなで9時起き10時出の目標は達成できず、11時過ぎに宿を出た。
ちょうど11時半のバスがバスターミナルに来た。けれど今日は市が立っているというので市を覗くことにする。香辛料やナッツ、日用品や衣料品が売っている小さな市だった。ちょうどお店を出している人達がお昼ご飯を囲んでいた。食べる?と手招きしてくれる人もいたけど残り少なそうだったので遠慮した。けどおいしそうだった!
12時のバスに乗りウチヒサルを通りネヴシェヒルでカイマクリ行きのバスに乗り換える。ネヴシェヒルは割と大きめの街で、私はイスタンブールの大きさがこのくらいなのかと思っていた。実際は良くも悪くもイスタンブールの方が断然大きくて断然きれい。
運転手さんに地下都市はここだよ、と教えてもらいバスを降りる。降りたところに食堂があったのでお昼を食べることにする。TAVAというメニューがあったので何か聞くと鉄板にトマトや肉を乗せたものらしい。それを注文する。素朴でおいしい。さらにとなりのおじさんも頼んでいたパイ生地のデザートを頼む。パイもシロップがしみていた。お会計をすると頼んでもないサラダもお金を取られていた。
歩いて地下都市へ。
手前のお土産やさんで念願のトルコアイスが売っていた。少し寒かったのだけどやっとみつけたいかにも、なトルコアイス。
入場料10YTL。高い。ガイドはいらないかと声をかけて来るけど高くて無理。
地下都市の道は狭く高さもない。それも地下十数階まであるらしいこんなところで人々が生活していたなんて信じられない。。電気のついている道以外の地下通路にも懐中電灯とカメラのフラッシュを頼りに足を進めてみた。真っ暗な道は何処までも下へ下へと伸びていた。背の小さなきのこたちが地下都市に住んでいるところを想像しながら地下の町を探検する。ときどきくるガイドさんの説明を横で盗み聞きしながらふむふむと見学をする。同じようにバスに揺られてギョレメへ戻る。途中アメリカから来たという女の子2人組みにチョコのクッキーをもらう。
昨日お茶をしたレストランで早めの夕食を食べることにする。表でメニューを見ていたら日本人プライスで特別に15%OFFにするよ、といわれる。そして席に着き昨日来たということを言うとウエイターの1人が覚えていて、特別に15%OFFにするよ、といわれる。今はOFFシーズンでお客さんもあまりいなそうだし何でも15%になる気がした。スペインのタパスのような小皿料理を頼む。そして昨日反省したばかりなのにビールも頼む。その後お店に入ってきたお客さんは日本人か韓国人ばかりで日本人は必ずといっていいほどビールを頼んでいた。
今日の試合でバルサの優勝が決まることになっていた。宿に戻り宿のテレビを観れるか聞くともちろん、と言う。
テレビのある部屋に行くとそこは近所のおじちゃんの溜まり場になっていた。
今日はベシュクタシュvsフェネルバフチェの試合があるらしい。中に混ざるのに躊躇していると“Don't worry.No problem.”一緒にみようと言われたけどバルサの試合が見たいことを伝えキックオフまで一旦部屋に戻る。
10時になったのでもう一度行くと同点のため延長戦らしい。終わるまで一緒に見る。そのうちベシュクタシュのゴールが決まる。酔っ払っているおじさまたちの内の1人はベシュクタシュファンらしく、這い回って喜んでいた。
そのままゲームセット。ベシュクタシュファンのおじさんが踊りだして、テレビをミュージックTVにしろ、と言う。バルサのゲーム見せてくれるって言ったじゃん、とリモコンを握っているおじさんにバルサのゲームを見たい、といい変えてもらう。
しばらくするとベシュクタシュファンのおじさんらしき人たちがどんどん集まってきた。その横でバルサの試合を見る私といつかちゃん。しばらくすると後からやって来たベシュクタシュファン達は去っていき、もともといたおじさんの内喜んでいるおじさんたちは後ろのスペースで踊りだした。
ゲームを見ているといつかちゃんのとなりに座った宿のおじさんの友達のいつもいるひげのおじさんがいつかちゃんを口説いているような口説いていないような、昔付き合っていた(?)日本人が驚くべきことに君と同じ名前だったんだよ、というようなことを言っていた。いつか、という名前が珍しいことわかっているのかな?そしてちゃんと「君の名前」を覚えているのかな。
バルサの優勝が決まりバルサ選手達は喜んでいた。おめでとうバルサ。やったねバルサ。ひげのおじさんが一緒に踊ろうといってきていたけどそのまま部屋に戻り眠りに着く。

 
 
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