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ミワいつか
2006/04/26(Wed)
パリへ!!


朝ごはんはしっかり食べ納めをしてマラケシュ空港へ向かう。帽子のおじさんにタクシーを捕まえてもらうがなかなかつかまらない。すでに女の人が乗っているタクシーがやっと捕まる。すぐに女の人は降りた。空港まで40DHぐらいだよ、と言われていたけどメーターは15DH手前だった。40DH払うって言ったよね、と40DH要求されたけど乗ったときからすでに2ぐらいあったのでメーター15DHじゃんと20DHだけ払う。
残った20DHでこの旅で何度も飲んで美味しかったのでお茶(中国緑茶らしいけど)を買おうと思ったら5ユーロ(≒50DH)と高く買えなかった!きっと町で買えば20DHでお茶なんてたくさん買えるだろうに。見たことのある缶詰が2ユーロで売っていた。ラバトで食べたタジンの缶詰。そのときはもっと安かったけど。これはもう買えと言うことだな、とホントは23DHぐらいに換算されたけどおまけしてもらって20DHでタジン缶詰をゲット。
空港から数週間前に泊まったバルセロナの宿チキートに電話をし予約をする。宿のおばさんにもチャンピオンズリーグのチケットを聞くとやっぱり当日券はなくダフ屋から買うしかないらしい。
飛行機は30分ほど遅れて出発した。久しぶりの飛行機で機内食をかなり期待していた。なのに。座席のポケットにはサンドイッチなどのメニューが入っていて、それに値段が降られている。お金が必要らしい。お金を払って食べる気にはならず、タダのミネラルウォーターをもらう。がっくり。
バルセロナに到着しレンフェとメトロを乗り継いで宿のあるuniversitatまで行きチェックイン。前にも泊まって関西人のソシオと漫画家のおじさんともう一人みたことある人がまだ泊まっていた。荷物を置いて共通スペースにいる人たちにチャンピオンズリーグのチケットを持っているか聞くと、皆ダフ屋で買うらしい。一緒に着いて行くことにしてお金を下ろしバスで向かう。誰がダフ屋かわかるか不安だったけど歩いているとわりとすぐに声が掛かった。150ユーロとか200ユーロとか。
すぐに買うか少し迷うけど、まだまだ直前になれば値段は下がるとのこと、カンプノウ慣れしている漫画家のおじさん(前回のCLの後一度日本に帰ってからこの日のためにまたバルセロナに来たそうな)の向かうダフ屋ポイントまで着いて行く。
漫画家のおじさんは座席表とスペイン語をうまく駆使してゴール裏の2階席を140ユーロで早々にゲットしていた。おじさんが買ったダフ屋さんに値段を聞いてみる。ゴール裏1階席150ユーロ。ふむ。別にいいのかもしれない。けどもっと安くして、と日本語とジェスチャーで言ってみる。ダメらしい。他の人は英語の話せるダフ屋と交渉していた。しばらく迷った後一緒に宿から来た内の2人と一緒にバックスタンド150ユーロの席を買うことにしてダフ屋のお兄さんに連れられてスタジアムに入る。このダフ屋はチケットを持っているのではなく、年間シートを持っているソシオカードでスタジアム内に入り割り当てられている席に着いてからお金を払う、というシステムだった。自分のカードと奥さんのカードと子どものカードとたくさん持っているんだ、と言っていた。けど、最初は231番が席だと言っていたのに、やっぱり232番の席だと言って232番の3列目の席に連れていかれた。怪しい。けど約束どおり150ユーロ払いダフ屋と別れる。まだ回りには人はいなかった。けどほんとにあのカードの席なのか、あのカードでまた人を入れるんじゃないかと少し不安になりながら、もしホントの席の人が来たら空いている席に移動していけばいいか、と腹を決める。席には赤い紙が置いてあった。この紙で文字とか作るんだろうな。文字の地の部分だけど文字の一部になれることに感動!興奮!!前回はスタジアムの近くでハイネケンを買って入ったのだけど今日は宿の人と一緒に行動だったし、買えずに入った。サッカーにビールは付き物でしょ、と売店でビールを注文する。確か海外サッカー観戦ガイドでカンプノウはアルコールダメとあった。でてきたビールはやっぱりノンアルコールだった。ビールを片手に戻りしばらく一緒に入った男の子達と話しているとキックオフまで後5分と言うときに、やっぱりきた。ここは私たちの席だというおじさまたちに席を追われた。一緒に入った男の子2人はとりあえず上に行きます、と席を離れたけど私はすぐ後ろの席に移動して居座ることにする。けどそこもやっぱりすぐ人が来てさらに隣へと移る。すぐにみんな立ち上がって紙をあげていたので私も赤い紙を持つ。スタジアム中が赤と青と黄色になった。大興奮でしばし不安を忘れる。
キックオフと同時に年間シートを持つ根っからのバルセロニスタのおじさまたちに囲まれて一人でノンアルコールビールで乾杯。今回の席はバックスタンド中央付近の2階席。落ち着いた先は前から4列目。屋根の邪魔もなくかなりいい席。年間シート保持者達は毎回試合の度に顔をあわせているのだろう。斜め前のおじいさんがご意見番らしく、その人に向かってみんな今のプレーはどうだ、とか言っていた。ハーフタイムもみんな熱く語っていた。
前回も観客の大歓声に鳥肌が立ったのだけど、今回はさらにすごかった。ミランがボールをまわしていると地鳴りがしそうなくらいのブーイング。バルサコールはカンプノウの中あちこちから響いていた。すごいすごい!!
何度も惜しい場面がありながらも結局引き分けで終わる。引き分けだけどパリ行きが決まる。終了のホイッスルと同時にまたカンプノウが歓喜の声で揺れた。やったねバルサ!スケジュールとルートによってはパリにも行っちゃったりして!
大興奮のまま宿へ戻る。途中宿の人に会うかと思ったら誰にも会わなかった。入り口の鍵も持っていなかったので呼び鈴で宿の人を呼ぶ。こんな時間に帰ってくるなら鍵もう一つ渡したからちゃんと言って、と少し怒られてしまう。スイマセン。
リビングには最初一緒に見ていた2人がハモンセラーノとワインで乾杯していた。席を追われた後どうしたのか聞くと、一番上で立って見たらしい。かわいそうに。私はたまたま空いている席に座れたからよかったけど、ソシオカードのダフ屋の場合はそういうことにもなりかねない。次からはちゃんとカードを見せてもらって席番号も見たほうがいいな。それかホントのチケットを持っているダフ屋から買うか。
部屋にはいつかちゃんが戻ってきていた。結局朝以降何にもご飯を食べていなかったのでお腹が空いて、ストックしていたパンと空港で買った高級タジンの缶詰で遅めの夕飯。宿に置いてある地球の歩き方を見るけどすぐ眠くなり眠りにつく。ピンポイントでちょうどバルセロナに戻ってきてちょうどいいタイミングで見れてよかった!やったねバルサ!

 
 
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