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ミワいつか
2006/04/18(Tue)
フォルサバルサ


朝、なかなか起きられなかった。朝起きてからネットカフェに行こうとしていたのだけどあまりの眠さにネットカフェ行きは取りやめる。ギリギリまで寝て、でもチェックアウトもあるので10:30ごろ起きる。12時少し前になって受付のお兄さんにチェックアウトは何時か聞くと12時という。12時半におまけして、というと13時にしてくれたので昨日のファラフェル屋にファラフェルを買いに行く。メディナの中の途中のお店にも似たようなお店はあったのだけど茄子がなかった。ので途中何かもわからずポンドテール(?)1DHをつまみ食いして昨日のお店を目指す。なにかはわからなかったけど美味しかった。今日のファラフェルは魚のフライとおおきなピーマンと茄子。お店の人がいつかちゃんのバルサシャツを見て、今日試合があるよ、と教えてくれた。すっかり忘れていたけど今日はCL準決勝、ミランとの第一戦だった
ファラフェルを持ち帰りホテルに到着するともう12時半だった。缶詰のほうれん草ものせて食べる。1時にチェックアウトをし1時半のカサブランカの港の近くの駅、カサポート駅行きの電車に乗る。今度は混雑もなくゆったり座って1時間でカサブランカに到着した。駅を降りるとビルが見え、ラバトよりも都会のようだった。
昨日もらったモロッコの地球の歩き方によるとメディナの中にユースホステルがあるというのでまずユースを目指してみる。
ユースに到着して部屋を見せてもらう。ツインの部屋も見せてもらおうとすると、ツインは高いよ、日本人は安い部屋を欲しがるからね、みたいなことを言われる。みせてもらったツインの部屋は窓もなく、多分同じ値段出せばもう少し気持ちのいい部屋のホテルに泊まれそうだった。しばらくホテルの生活になれてしまったのでドミトリーは荷物に気をつかわなきゃだったりであまり気乗りがしなかった。まだ時間も早いし、ホテルをあたってみることにして、かなり強引にチェックインさせようとするユースのおじさんにちょっと高いと言うと、自分はお金がないから日本には行けない、お金がないんだったなんでモロッコを旅してるんだ、みたいなことを言われた。おじさんには日本人はお金を持っているのに出し渋る、と思われているのかしら。なんだか少し感じ悪くなってユースを後にする。メディナの宿はごちゃごちゃしていたり、お風呂がなかったりしそうなので新市街で宿探しをすることにする。
今回はいつかちゃんが宿探しで私がお留守番。しばらくしていくつか周った中のよさそうなホテルを見に行く。悪くはなかったのだけど最初にいつかちゃんが見に来たときにいたと言うセクハラ気味な男の人がもしも泊まっていたらやだな、ともう一つ近くにある宿を見に行く。天井の広い清潔感のある部屋だった。床もきれいでいいにおいがして掃除が行き届いている感じだった。なのでそこに宿をとることにする。シャワーが別で130DH。
荷物を置いて宿の人に美味しくて安いレストランを聞き、そこでタジンとチキンとハリラを頼む。タジンもハリラもまた少し違って、しっかり味のお店だった。
ご飯を食べに出る前いつかちゃんがホテルのトイレに行くと、トイレットペーパーがなく、ホルダーすらなかったという。レストランでトイレに行こうとすると、そこもペーパーホルダーがなかった。洋式のトイレの隣には和式のようなトイレもあった。ホテルもレストランもペーパーがないなんておかしいね、ホルダーすらないっていうのはどういうことなんだろう。地球の歩き方に書いてあったアラビア式トイレってこういうこと?そいういえばペーパーの代わりに手を使う国があったはず、もしかして、、、といつかちゃんと二人でドキドキする。
今日はモロッコのサッカーの試合か、ちょうど宿探しをしているくらいの時間にたくさんのcafeで椅子を並べてモロッコの男の人たちがテレビに見入っていた。途中点が入ったのか店から歓声が聞こえ、その歓声に釣られるように道を行く人が店へと走って見に行ったりしていた。モロッコの人たちはサッカーが好きみたい。
私達もCLを見るために大きなモニターのあるcafeに入る。バルサのTシャツを着ているとバルサ、と声をかけられたり、メディナの中でバルサグッズが売ってたりするし、モロッコの人たちはバルサが好きみたい。お店のお客さん皆と一緒にバルサを応援しつつTV観戦。後半、ジュリが点を決めると、お店中で喜びの声があがった。多分全員バルサを応援していたと思う。すごいぞバルサ。
そのままバルサの勝利で第1戦を終える。26日、安心して楽しんで観れそう。まだチケットの確保は出来ていないけど、やっぱり当日ダフ屋かな。(ちなみにcafeのトイレにはペーパーはちゃんとあった)
いい気分帰る途中にモロッコ人2組ぐらいに声をかけられる。いつもの挨拶だけすれば気が済むパターンではなく、しばらく誘いながら着いてくる感じ。ほんとにめんどくさい。断ったけどまた着いてきたら怖いので急いでホテルに戻る。
きれいさにだまされてしまったけど、タオルがなかったり、部屋についている洗面台は水だけだったりと何かと過ごしにくい宿なことが発覚。宿探しって難しい。

カサブランカで「君の瞳に乾杯」できず。


昨日の夜中はまたクラブのように音楽がガンガン聞こえてきて目が覚めてしまった。でも10時頃までゆっくりよく寝る。昨夜のレストランでパンを持って帰る前にさげられてしまったので、ファラフェルみたいなものを買いにメディナまで行く。ポンドテール(?)というような名前のじゃがいもの揚げ物を二人で一つ買ってみる。1ディルハム。安いなぁ。美味。今日は私がバルサTシャツを着ているので、「バルサ、バルサ。」と声をかけられる。サンドイッチの中身は私は昨日と同じいわし、ポテト、揚げ物、揚げなすに。ミワは揚げ物でなくピーマンを入れてみる。注文の方法もうわかったので、たまねぎのみじん切りとサフランライスとソースに辛いソースも入れてもらって、ホテルに戻ってほうれんそうの缶詰も加えてブランチに。

13時半発。カサブランカへの電車は空いていた。カサの愛称のカサブランカまではラバトからはちょうど1時間。カサブランカにはカサボワヤジャ駅とカサポート駅があり、ラバトを結ぶ路線だけが港に近いカサポート駅に到着する。ビルなどが見えて大きな町だった。しかし町にはごみが散らかっていたりラバトよりは汚い印象がある。まずはホテル探し。昨夜もらった地球の歩き方にメディナの中にユースホステルが書いてあるので行ってみる。思っていたよりは、という感じだったけれど、ドミトリーに泊まるには荷物の不安もあり、レセプションのおじさんが強引なのでホテルも探してみることにした。どこも似たり寄ったりでなかなか決め手はなかったけれど3件まわった中、最後に見たホテルが総合的にはよさそう。2階にあがる階段の途中にお祈りスペースがあった。若い男の人がお祈り中で目が合う。部屋を見ているとお祈りをしていたその人がいつの間にかそばにやって来てじっと見ているので、何か用かと尋ねると話すことができないと手振りする。部屋の外のシャワーをチェックしているとまたその人が来て、二人でシャワーを、というようなジェスチャーをしてきた。こわくなって急いでミワの元に戻る。ミワに部屋を見てもらったときはもうその人はもういなかったけれど、もう一件地球の歩き方にのっている宿が近くになったので、ミワに見てきてもらってそちらに決める。よい気持ちのしなかったホテル探しだったけれど、いろんなカフェでおじさんたちが国内リーグらしきものを熱心に見ていた。今日はチャンピオンズリーグもあるので、時間を聞くと19時頃キックオフとのこと。

ホテルにチェックインして、レセプションで近くに安くて美味しいお店を聞いてみる。斜め向かいのお店を紹介してくれた。お腹もすいたし、早速夕飯に。チキンの丸焼きが店頭で行われていたので、チキンと、タジンと、ハリラを注文。隣の席のおじさんが豆料理を食べていて、眺めていたら一口くれた。またフランセ?エスパニョール?の順番で言語を聞かれて、英語は得意じゃないんだよね、と言いながら英語で話してもらう。しばらくして、一口いただいた豆料理とサフランライスの小皿が私達にも運ばれてきた。このお店ではお通しのようなもののよう。モロッコでは私たちはお酒を飲んでいない。地球の歩き方にはカサブランカビールというものが存在すると書いてあるが、レストランにお酒があったことはない。君の瞳に乾杯、というロマンチックな雰囲気とはかけはなれた庶民的レストランだけれど、タジンもハリランもまたまた美味しく大満足。ホテル探しのときにチェックしたすぐ側のわりときれいなカフェへ移動する。バルサ対ミラン戦。カカーは髪を切ったかな?2階の席の手すりごしの席に座り、一番前を陣取って1階のモニターを見ることにした。前半が面白い。なかなか攻めさせてもらえないバルサ。モニターも大きめだし、音量も大きいし、両者の気迫が感じられて面白い。ロニーのよくあんなちょこちょこした体勢から出せるよなという素晴らしいアシストで点が入る。後半は惜しいシーンや救われたシーンもあり、展開のある面白い試合だった。26日のミラン戦、カンプノウで見たくなる。ホテルに戻る短い距離の間にまたも声をかけられるが、付いてきたりちょっとしつこい。カサブランカは今までの都市に比べて治安の悪さを感じてしまう。ホテルに戻り、トイレにトイレットペーパーもペーパーホルダーもない。地球の歩き方の宿情報にアラビア式トイレと書いてあったが、まさかトイレットペーパーを使わないのがアラビア式!?
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