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ミワいつか
2006/04/10(Mon)
 
 
最西端から発信!!


昨夜の水シャワーのせいもあってか喉がまだ痛い。今日はリスボンの西にある町へショートトリップする予定。宿を出て、駅に向かって歩く途中、リスボンでは至るところで売られている揚げ物の、前から気になっていた涙の形のものを注文してみる。中はじゃがいもと魚が入っていて、コロッケに近い。好きな感じなのでまた食べたいけれど、他の形の揚げ物も大変気になる!インフォメーションで教えてもらったスーパーをチェックしがてら、飲むヨーグルトやりんごやらを買う。パイナップル&ココナッツ飲むヨーグルト。かなり濃厚でこれも好き。

カスカイスという太平洋に臨む町にいく。立ち並ぶお店をきょろきょろ眺めながらカイス・ド・ソドレ駅へ到着。カスカイスまでの切符は1.5ユーロと安かった。みんな海が見える方の席に座って出発を待っている。私たちも海側の席に座って、30分ほど車窓を楽しむ。カスカイス駅で教えてもらったインフォメーションに寄ろうと思ったけれど、通りすぎてしまったみたいで、町から2kmほどのところにある地獄の口(Boca de Inferno)は尋ねながら歩く。日差しが強くて目があけられないほどまぶしい海岸道を30分ほど歩くと、洞窟が大きく口をあけている断崖、地獄の口があった。地球の歩き方には自然の驚異を感じる場所とあったけれど、お土産屋さんがあり、観光客がいるのでそのような感じはしない。

あまりに暑いのと体力を消耗してしまったので、ミルクキャンディーアイスを買う。なつかしい味で元気が出たのでまたカスカイスまで汗をかいて戻り、今度は403番のバスで、ユーラシア大陸最西端の地、ロカ岬(Cabo da Roca)へ。長距離バスのような大き目のバスターミナルから出発。切符は2.40ユーロと今度はちょっと高い。うとうとしながらバスは山の上を登っていって、目が覚めると、かすんだ海と十字架の碑が遠くに見えた。バスを降りて感じたのは、草のにおい!青々とした緑に一面に花が咲いている!風景は写真に撮る、音は録音する。このにおいのは記憶にきちんと記録しておこう。最西端の碑は昨日みた発見のモニュメントよりずっとずっとシンプルだった。かすんだ海のパノラマもまたいいもの。最西端の地はきっとサーカムナビゲーションにとっても大事なポイント。ということでミワと最西端の岩場でミックスジュースで乾杯し、パンを頬張りながら、6月に会いに行く予定の高校の同級生、バンクーバーにいるウラとボストンにいるミッシーの名前を呼んでみる。この海の向こうにアメリカ大陸があるなんて信じられないけれど、そういったことを信じて航海を試みた人がいるから、現在の文化があり、交流が行われている。そんな大きな文化や歴史を運んだ海はとても穏やかだった。崖の上のお花畑もゆっくりと歩いてみた。古く美しい町として観光ポイントとなっているシントラへは、ロカ岬からバスで行けるが、私は疲れと風邪が心配なので、シントラには行かずに先に宿に戻ることにする。ミワが先にシントラ行きのバスに乗り、私はもう少しだけ最西端の地にたたずみ、行きと同じ運転手さんのバスで、来た順路を辿るように戻る。そういえば、ロカ岬のインフォメーションでは名前と日付入りの最西端到達証明書を有料で発行してくれるようで、韓国人のグループが手にしていた。

宿のそばのスーパーによってミワと別れる前に打ち合わせた食べたいものたち(ベビーリーフにオイルサーディンのサラダ、生ハム、モッツァレラチーズのようなチーズ、ミックスジュース)を買ってから宿に戻る。重たいものを持って6階というのはやはりきつい。ミワが帰ってくる前に、水にならないよう短時間でシャワーを浴びようと思い、ばばばっとシャワーを済ませる。あまりに急いで顔を洗わずに出てきたら、ちゃんと最後までお湯が出ていた。スーパーに寄ったりしたからか、お風呂から出てまもなくミワが帰ってきた。シントラもいいところだったみたい。すぐに食事にする。が、バルセロナのチキートを追い出されるように出るときに多分プラスチックフォークやナイフも置いてきてしまったので、手で食べることに。オイルサーディンの油で結局べたべたになりながら、手で食べる国に来ているということにして美味しく食べた。今日の買い物の中では特にチーズがアタり!ミルクがぎゅっと閉じ込められたようなチーズ。安かったけれど美味しいなぁ。帰ってきたのも早かったので、今日は早く寝ちゃう!満腹で、おやすみなさい。
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