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ミワいつか
2006/04/02(Sun)
さよならマルセイユ、のはずが、、、


おととい昨日と同じく朝ゆっくり準備をしてチェックアウトをし、駅のコインロッカーに荷物を預けてから観光をすることにする。
コインロッカーは予想より高くて、二人のバックパックが入る大きさのロッカーは6.50ユーロだった。それでも入り口に人がいて、手荷物検査をしないと入れなくてかなりセキュリティがしっかりしていて安心だった。ロッカーは10時に閉まるらしかったけどバスの時間を考えるとそんなに早すぎるわけでもなくちょうどいいぐらいだった。
荷物を置き身軽になったところで小高い丘の上にある教会、ノートルダムドラグランデへ行く。港までメトロで出てそこからバスで行く。1時間以内に乗れば一回分でいけたのに少し迷子になったり港に出ている市を覗いたりしているうちに時間は過ぎてしまった。バスの乗り口でその券が無効であることを知らせるブザーが鳴ってしまった。あらー、といつかちゃんと顔を見合わせていたところ運転手のおじさんがいいから入れ、というジェスチャーをしてくれた。やった。バスは家の間を通り丘を登り教会の立つ丘の上へと到着した。
天気がよく、教会の塔のてっぺんに立つ金色のマリア様が太陽に照らされてピカピカに光っていた。丘のてっぺんにある教会からはマルセイユの町から遠くの海までぐるっと見渡すことができた。海を眺めながら朝ご飯の食べ切れなかったバゲットの残りをかじる。
帰りは歩いて丘を下る。途中いつかちゃんはパリジェンヌのようにバゲットを買い小脇に抱えてみていた。
そのうちレストランの並ぶ広場に到着。お店を物色していたのだけどそのうちの一つになんとなく入る。コーヒーともうお昼ご飯の時間を過ぎてはいたのだけど小腹が空いたのと体が肉を欲していたので、おやつとしてステーキを食べる(←なんかおかしい)。いつかちゃんはおやつとしてフロマージュを注文した(←正しい)。
交替で日記をやったり、夕飯のブイヤベースのお店を物色したりしてゆっくり時間を過ごす。ガイドブックには安いお店は冷凍の魚を使っている場合も、と注意書きがあったけど結局ブイヤベースを食べると決めたのは安いお店。時間を見計らって目星をつけていたお店に入る。太っちょのおじさんがいつかちゃんを見ると「Oh!プティプティプティ」といって近寄ってきて抱きしめるとおでこにブチューとチューをしていた。かわいそうないつかちゃん。席に着いてこっそりとウエットティッシュでおでこをふくいつかちゃん。
二人で1つのブイヤベースを頼もうとしたのだけどそれはダメということなのでサラダとデザートの付いたブイヤベースのセットを注文する。デザートもサラダも何種類かから選ぶことができた。食前酒のロゼはサービスしてくれた。
私はさっきのおやつのステーキのせいでサラダを食べただけでお腹が一杯になってしまった。運ばれてきたブイヤベースはじゃがいもの入った黄色いスープ。想像していたものとは少し違ったしお腹がもういっぱいで食べきれないのでいつかちゃんに残りを託す。頼んだデザートはなかったので代わりに頼んだプリンもやっぱり食べきれずいつかちゃんに託す。いつかちゃんは見事に平らげてくれた。
隣の席に日本人のおじさんが座ってきた。少ししゃべってもしよかったらこの後のみにでも、と誘われたけどそろそろ荷物をとりに行かなきゃいけない時間だし、残念です、とお断りする。
会計を待っていたのになかなかとりにきてくれなかったり、席を立とうとしているのに隣のおじさんがなかなか話が終わらなかったりで少し予定より遅く店を出た。急いで駅に向かうけど胃が重たくてなかなかスピードは上がらない。
ロッカーの閉まるという10時ジャストにロッカーに到着した。けどもう人は誰もいなかった。10時に閉めるのだとしたらまだ人がいるはずとドアを叩いたり通りかかった警察に聞いたりしたけど全然ダメ。警察の人がロッカーの係りの人に電話をしてくれたのだけど通じないし鍵がどこにあるかもわからないらしい。すぐそこに荷物があるのに!!
結局なすすべもなく、バルセロナ行きのバスの時間も過ぎてしまった。
明日になったらロッカーが開くから、といわれ泣く泣く諦める。前に宿探しをしたときも駅の近くにはいい宿はなかったし宿を見つけたところで荷物は全部ロッカーの中。着替えも出来なければお風呂にもはいれない。チケット代も無駄にした上にまたホテル代もなんて出す余裕もないよ、と言うと駅の中に待合室があるからそこで寝てもいいよと警察の人が言う。危険じゃない?と聞くと隣が警察だし夜中も見回っているから大丈夫だよ、という。
どうしょうもないので待合室で朝を待つ。いつかちゃんと交替で寝て過ごす。待合室に住んでいるっぽいおばさん2人とおじさん1人(そんなに汚い身なりでもなかったけど)も朝を待つようだった。途中バックパッカー4人組も警察に連れられ、朝を待ちに待合室にやって来た。
ドキドキしながら朝を待つ。

 
 
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