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2006/03/31(Fri) ←前の日記次の日記→
プロバンス大学ユースが朝食つきだったけど時間が7:00〜8:45と短かった。そうでもなければいつまででも寝ていてしまいそうだったけど8:15過ぎに起きて寝ぼけた顔でそのままごはんへ向かう。昨日の夜にジュースとヨーグルトがあるといいな、と言っていた希望通りオレンジジュースとヨーグルトがあった。それにバゲット一本。パリパリな皮とふっくらな身がおいしかった。
シャワーを浴びたり洗濯をしたりゆっくり準備をしたけれど早い朝食のおかげで11時過ぎにはユースを出ることができた。今日はバルセロナ行きの予定を立ててマルセイユ観光をするつもり。
駅に向かい駅の切符売り場に並び、バルセロナ行きの電車を聞くが、夜行はなく乗り換えもあるし、時間もかかるうえにバスの倍近い値段。ユーロラインズの夜行バスがあるのでバス乗り場へ行き聞こうとするがユーロラインズのカウンターは14時までお昼休みらしかった。
バスターミナルの隣は大学のキャンパスだった。学食とか食べれたりね、ネットがつながったりね、とか言いながら大学に潜入。食べ物らしいものを持っている人が来る方へと人を辿っていき学食のようなところへ着いた。値段も2.5ユーロ前後と安い。無線が拾えるかいつかちゃんが試してみると、つながることはつながるが大学のページが表示され、ログインIDが必要らしかった。無理なんだね、と諦めようとするが、いつかちゃんが近くでネットをしている学生に聞いてみた。となんとIDを貸してくれたようでネットがつながる状態になった。私だったら諦めそうなのにいつかちゃんが聞いてくれたおかげで今までしばらくたまっていた日記やメールなどができた。1時間ずつ交代で学食が閉まる18時まで約4時間、学食のセットメニューのナゲットとポテトとデザートとドリンク(2.8ユーロ)をつまみながら、いつかちゃんの番のときは大学の構内を散歩しながら、あっという間だった。構内には学生のたまる場所があって、ベンチに座りながらいくつかのグループを作って話したりしていた。うちの大学でいうと生協前みたいなものかな、と思いながら横目で通り過ぎる。
途中ユーロラインズにバルセロナ行きのスケジュールを聞いたり、戻ってもう一回チケットを買いに行ったりしたが、チケット売り場のお姉さんはすごくかわいいのに怖くて喧嘩腰だった。負けずになんとかチケットを購入する。
チケットも取れたことだし、バルセロナの宿を予約する。日本人宿チキート。クラシコをカンプノウで観ることを諦めたし、どうしてもチャンピオンズリーグが観たい。そのための情報収集とか日本語が使えた方が心強いし、もしかしたらいつかちゃんがミラノに行くかもしれなくそしたら私は一人で待たなきゃいけない、そのときに一緒にいてくれる誰かが見つかるかもという期待も込めて。
18時に学食が閉まり学食から出るときに外にいた学生らしき男の人に、パソコン盗まれないように注意して歩いて、と声をかけてくれた。マルセイユは治安がいいとは言えない、とガイドブックにも書いてあった。少しドキドキしながらさらに厳重に慎重にパソコンを持ち運ぶ。
港まで歩き、マルセイユ名物のブイヤベースの店を探すつもりだった。時間は8時。日没時間は遅く港に出るとちょうど海がオレンジ色に染まり、日が沈むところだった。しばらく日が沈むのを眺め、お店を探そうと歩くとバス停が目に入った。ガイドブックに『9時にはメトロもバスもなくなる』というようなことが書いてあり、まさか全部じゃないよねと念のためバス停を覗くとホントに9時で終了していた。これからご飯を食べてもゆっくり出来ないし、ユースへ行く最後のバスの時間を確認していなかったので、ユースに戻ることにする。メトロに乗り、バス停に着くと9:20前後が終バスだった。危ない。
近くのスーパーもユースの食堂も9時までだった。まだ9時前だったのでユースの食堂で食べることにする。もりもりのバゲットと塩気のないパスタ。お腹は膨れたけどパスタの味はいまいちだったかも。レストランというよりは学食のノリかな。
バスの時間おかげで早く部屋に落ち着いた。今日は6人部屋をいつかちゃんと2人みたい。のびのび過ごす。