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ミワいつか
2006/03/25(Sat)
待望のジェノバ


朝代理店に電話をした。やっぱりあまり気持ちのいいやり取りではなかったけどこちらの伝えたいことは多分伝えられたと思う。
朝6:55の便を予約してあったので6時前にチェックイン。
さすがにかなりの疲労で途中飲み物のサービスがあったっぽいことも気付かず眠っていた。ローマフミンチョ空港に到着。すぐに次のゲートへ向かうがかなり遠くまで歩かされた。
ローマからジェノバでも相変わらず寝ていたけどドリンクサービスの時にはちゃんと起きた。機内食を期待していたけどクッキーしかなかった。
今度こそやっと本当のジェノバに到着。空港のインフォメーションで地図やホテルのリストをもらいユースはバスで少し離れているのと昨日空港のネットでチェックしたときにはいっぱいとなっていたので別の安めのホテルにあてを付けていってみる。シャトルバスで市内に向かう。バスからみたジェノバの街並みがすぐに気に入ってしまった。古い街並みに普通の生活があって、洗濯物が干してあったりする。街は小高い丘まで続いていてそこに立ち並ぶ家たち。バスの終点のBrignole駅で降りそこからすぐの大きな通りに面した建物にそのホテルはあった。
HOTEL Astro。素敵な立派な建物の5階がホテルになっていてほかは事務所や住居になっているようだった。受付のお姉さんに泊まれるか聞くと37ユーロの部屋なら空いているという。少し予算より高めだったけど疲れていたし立地もいいのでここにお願いする。ダブルのベッドとシングルベット一つのとても広い部屋。テレビも着いているし個室だし。申し分ない。心身ともに疲れた後だし、体と心をこの素敵なホテルで休ませよう。
受付でお姉さんが観光ポイントを教えてくれた。この通りは昼間はいいけど夜は危ないよ、とか、ここのカテドラルは素敵よ、とか近くの美味しいレストランとか、「英語うまくないのよね」とか何とか言いながらイタリア語も混じりながら一生懸命教えてくれた。陽気で親切なお姉さんだった。
素敵なホテルにテンションも上がりそのまま街へ繰り出すことに。ホテルの前の通りを歩いているとイタリアンジェラートのお店が!つやつやしたジェラート達。しばらく見つめた後やっぱり買うことにしちゃう。PANNAなんとか。柔らかいチョコが混ざったジェラート。疲れも吹き飛ぶ。ジェラート売りのお姉さんも陽気だった。
天気もよく青空も気持ちがいい。お姉さんに教えてもらった道を行き途中地元の人たちが買い物して賑わっているパンやを発見。お店においてあるどの食べ物も美味しそう。しばらく迷っているとどれが欲しいの、とお店の人が声をかけてくれて、買い物に来てるおばさんもさらに英語で通訳をしてくれた。そのままキッシュみたいなパイみたいなピザみたいなものを頼む。いつかちゃんはフォカッチャ。そのまま店をでて食べ歩く。おいしい!ジェノバおいしい!途中覗いたお肉やに並ぶハムやチーズたちも美味しそうで、ジェノバに住みたくなる。
海まで出ていつかちゃんは昼寝をしたり私もプラプラお散歩したり思い思いの時間を過ごす。すごく気持ちのいい場所坂の街並みが素敵でしばらくボーっとただただ眺める。海にはヨーロッパ最大という水族館もあったのだけどそれには入らず、EmanueleLuzzatiという人の展示を見たりした。Luzzatiが作ったらしいジェノバのアニメを見ながら少しうとうとし、待ち合わせの本屋に時間は決めていなかったけど少し遅く行く。海を後にし、夜には治安が悪いという道を歩いてみる。少し狭い道で小さなお店がたくさん立ち並んでいる。人通りがとても多い。確かに昼間でも決して明るい感じではないので夜は怖いだろうな。
途中の100 ANNI TOKYO(東京100年)という写真展に寄ったりしながら夕飯を目指して宿の近くへ戻る。昨日睡眠不足とか疲れとかあってかなり疲れてしまった。それでもご飯が楽しみでレストランへ行くと7時からと言われる。あと1時間。ホテルに戻りベットに横になるとやっぱりすぐ寝てしまった。7時になり店に向かうと、もう人であふれていた。おねえさんに教えてもらった10ユーロでいろいろ食べられるセットを頼む。ブッフェではなく、前菜とメインとデザートドリンクを選ぶらしい。少し難しかったし正しかったかどうか解らなかったけどお店のおじさんの助けを駆りながら注文する。私は前菜はインゲンと茄子とポテトと鳥の焼いたもの。メインはラザニア、デザートにカットフルーツの盛り合わせを頼む。いつかちゃんはパスタとたこのマリネとポテトと洋ナシの煮たもの。ビールで乾杯しおいしい食事で満腹になる。食べてる間も客足は途切れることなく、常に席は満席だった。そして年輩のお客さんも結構多かった。地元人お勧めの地元の店ははずれがないな。大満足なジェノバだった。しばらくこの素敵なホテルに泊まれることが嬉しい。疲れもたまっているので早々に眠ることにする。

陽気なイタリア・ジェノバに到着!


深夜空港のベンチで寝ていたら、数人のPOLICEに囲まれた。大変申し訳ない姿勢でのパスポートチェックだった。「Good night.」って笑っていってしまった。手配してくれた代理店に日本の朝一の時間で電話をしておきたかったので、早朝4時、眠い体を起こして電話で話す。顔を洗ったり最後のメールチェックをして6:55発のローマ行きに乗り込む。パスポートコントロールは顔パス、ウィンク付だった。初のアリタリア航空。楽しみにしていた機内食は国内線だからだろうか出てくる気配なし。飲み物くらいはあっただろうに、私もミワも深い眠りに落ちていて気がつかなかった。ローマFIUMICINO空港でトランジット(すごく歩いた!!)。今度は飲み物とクッキーが出てきた。

お腹が空いてジェノバに到着。空港のインフォメーションでホテルのリストをもらう。ジェノバのYHは山の上にあって眺めがすごくよいらしいけれど、あいにく満室だった。街に着いたらリストにある安いホテルを訪ねることにして、市街までバスで向かうことにする(3ユーロ)。建物と建物の間が近くてそのわずかな隙間に窓から鮮やかな色の洗濯物が干されていたりして、なんだか活気が、色がある街!バスは噴水のすぐ脇やオペラ座の横も通って、あちこち見回している私に「あれはシアターよ。そうそうマダムバタフライって書いてあるわね。」などとおばさんが話しかけてくれたりする。バスから見える街の雰囲気に自然と惹きこまれていた。

目指したASTROホテルはSEPHORAのすぐ隣にあった。大通りに面した大きなドアに21番を押すように表示があり、ボタンを押すと女の人がイタリア語で何か言っていて、そしてまもなくドアの開く音がした。少し暗いエントランスホールに一瞬魔女でも出てきそうに思えたが、奥には螺旋階段がのびていて日が差し込んでいた。レセプションはどこだろうと迷っていたら5階だと教えてくれる。21番と言うのは1階からの部屋番号だったらしい。ツイン1泊37ユーロ。ユースよりはちょっとだけ高いけれど、ユースはいっぱいだし、山の上まで行き来するの大変そうなし、何よりここはかわいいのでここに決める。レセプションのおねえさんがキュートだった。明るくって、やりとりを間違えちゃったらりしたときの仕草なんかもかわいい。まだ掃除中だったけれど部屋に荷物を置かせてもらえた。ダブルベットが一つとシングルが一つだった。広くてきれいなお部屋!向かいの方向に見える建物にも鮮やかな洗濯物。小さなロッキンチェアもあった。お姉さんが市内の見所を教えてくれた。「私の英語はダメねー。」などと言いながら本当にかわいい。イタリア人は陽気!!

散策に外に出る。大通りを歩いて、ジェラードの前で立ち止まる。食べ物屋が出てくるとついつい足をとめてしまう。私はマロングラッセのジェラードを注文。マロンが盛られないので、お姉さんにマロンものっけてとお願いすると「ストロングだよー。」と苦い顔をされた。のせてもらったマロンのお酒がぎゅっとしみこんでいて硬かったけれど、ラムレーズンアイスみたいにちょっと大人の美味しさ。ざくっとシャリっという硬い部分と、とろける感じがもうたまらない!ボーノ、ボーノ、ほっぺが落ちそうです!もっと盛り盛りに盛られるものかと思ったけれどこの美味しさなら大満足。噴水やら縞々模様のちょっと変わった外観の教会などを歩きながら、今度は混み合っているフォカッチャ屋に引き込まれる。シンプルなフォカッチャを頼んでみた。塩気がきいてこれまたボーノ!イタリアって美味しい!

賑やかな港まで出てきた。疲れもあったので、海と空と太陽のもと、ぼーっとしたり、ベンチでお昼寝したり。それぞれに時間を過ごして、夕食はホテルのお姉さんに教えてもらったお勧めなんだからっという近所のBRERAというお店へ。行ったら19時からだと言われてしまった。一度ホテルへ戻り、シャワーを浴びてから再び向かうと、地元の人がたくさんいて賑わっていた。10ユーロで食べ放題というようなことを言っていたが注文の仕方がよくわからない。スタッフに尋ねると、前菜系とメインとデザートと飲み物が選べるとのこと。一皿の量が多そうなので、私は緑色の手打ちパスタと、タコのマリネとポテト、焼いた洋ナシとビールを注文した。ミワはチキンとポテトとラザニア。肉、ラザニア、パスタ、たこ、洋ナシ、全部柔らかく料理されているのが特徴で美味しかった!みわの分ももらったりしてお腹がいっぱい!夫婦で来ていたり、一人で来ていたり、年輩のきっと常連さんが多そうなお店。席は満席。お腹がはちきれそうな幸せな苦しさで今日は早めに就寝!
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