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ミワいつか
2006/03/23(Thu)
ザックカバーお買い物


今日はいつかちゃんと別行動。ザックカバーをゲットしないと。
地下鉄のオフピークの一日乗車券は9:30〜なのでそれに合わせて出発する。4.9ポンドぐらいの現金はあるかと思ったらなくて、昨日ストランド通りで見つけたアメックスまで歩いてT/Cから換金しに歩いて向かう。がRusselSqueaの近くを歩いていたらたまたまアメックスを発見したのでそこで現金にし、一日乗車券を買う。
「ハロッズに行けば何でもそろう」と言われているからにはザックカバーもあるでしょう。ハロッズでお買い物もいいじゃない。入り口ではドアマンがドアを開けてくれた。セレブだわ。エスカレーターではクラシックが流れている。香水のにおいが漂う1階のフロアを通り抜ける。Egyptと名づけられたエスカレーターはエジプト風の装飾も煌びやか。トラベル用品にあるかも、と言われたけどなく、もう一度mont-bellとかTheNorthFaceとかは入ってないか聞くとNorthFaceはあるらしいので教えてもらった売り場へ行く。うろうろするけど見あたらず店員さんに聞くと、ここにはないけどここ行ってみればといくつかお店の場所を教えてもらう。ハロッズでもお買い物したかったけど、ティールームの入り口だけ覗いて次に向かう。
まずはピカデリーサーカスのLillyWhitesというスポーツ用品売り場。ハロッズのお兄さんに地図上で示してもらった場所まで歩く途中にアウトドア用品のお店があった。そこにはザックカバーあったのだけど、雨用カバーでのストラップがないものと飛行機用らしいけど普通の大きなかばんにバックパックを入れるようなものだけだった。ストラップがないやつはゴミ袋かぶせるのと大差ない感じだったし、飛行機用のはカバーしながら背負えない。閉店の時間だけ聞いて店を出る。
そうこうしているうちに先に動物園へ行ったいつかちゃんの入場券で再入場できるかも作戦のチケット受け取りの待ち合わせ時間が来てしまった。公衆電話から電話するけどつながらないのでメールを入れてバックパック探しにせいを出す。LillyWhitesは教えてもらった場所ではなく駅のすぐ側にあった。安そうなスポーツ用品店。人がいっぱいだった。そこで聞いてもやっぱりないという。さっき見つけたお店を説明されそこに行けばあるんじゃない、と言われる。
諦めてハロッズで聞いたもう一つのお店selfridgesへ。ここは大きな百貨店だといっていたとおり、立派な百貨店だった。なにかPunkの催し物をしているらしく、ウインドウはパンクなディスプレイで飾られていた。
インフォメーションで聞いたらまた旅行用品売り場にあるんじゃ、と言われ一応行くもなく、旅行用品売り場のお姉さんにアウトドアグッズのフロアを聞く。アウトドアフロアでお兄さんに聞くとあった!
けどやっぱりストラップはない。さっきの店でみつけたのよりはしっかりしていたうえにさっきよりは安かったのでぐるぐるに縛りつけたりすることにして購入する。
もう1時近かった。アムスではすごい駆け足で回ってしまった動物園、今度はゆっくりまわりたかったしいつかちゃんとうまく落ち合える自信もなくて、普通に入場券を買って入ることにしてその旨メールで伝えて動物園へ向かう。
動物園の手前のRegent公園を通り抜けて行った。公園には花が咲いていて、芝生でねころがる人や、ベンチで思い思いの時間を過ごしている人たちもいる。温かくて、もう春なんだと実感する。
お昼も過ぎていたので、私も芝生の上で朝食のパンを持ってきたものを頬張る。多摩センターや大手町で仕事しているときも公園でよくお昼を食べたっけな。懐かしく思い出す。そしてさすがサッカーの国なだけあって、広い公園にはサッカーゴールが置いてあった。目に入っただけで15面ぐらいあった気がする。
動物園でチケットを求め、入場するとちょうどあと少しでペンギンの餌付けが始まるらしかった。そこへ向かう途中で鷹のショーらしきものをやっていたけど席に着くと同時にショーが終わってしまった。ペンギンの餌付けを見て(かもめもやってきて一緒に食べていた)、虫館へ。結構気持ち悪くて、クモを間近でみよう、という催し物がすぐ後にあったけど見ないことにする。よく、ロンドンの街は汚い、と言われるように全体的に動物園も汚かった。とても期待をしてしまった分少し落胆しながら動物園を回る。多摩動物園のほうがいいな。
閉園の16:30までいようかとも思ったけど一応ぐるっと見て回ったので、次のいつかちゃんの知り合いお勧めのSirJohnSoane博物館へ行くことにし、16時前に動物園を後にする。
Regent公園をまた散歩しながら通り抜け、今度はおやつ用のパン(朝食からもらったやつ)を食べる。食べているとリスがいた。興味を持っているらしいのでパンをあげると両手で持っておいしそうに食べてまた私を見上げる。またあげて食べてねだられて、をしばらく繰り返した後散歩中の犬に追いかけられてリス君はいなくなった。
またしばらく歩くと周りにらっきょのにおいを漂わせながらだれかが食べ残したらっきょを食べてるリスもいた。両手で持って食べるしぐさがかわいらしい。
プラプラしすぎてSirJohnSoane博物館に着いたのは閉館時間と同じ5時だった。CLOSEDの札がかかっていたけど試しにドアノブを握るとちょうどミュージアムを閉めて帰るおじさんたちが出てきた。5時きっかりに終わってすぐ帰るんだ。そういえばオルタミュージアムもレイキャビクの美術館もスタッフ達は帰る身支度をして私たちが出て行くのを待っていたっけ。
そのまま大英博物館へ向かう。見るものがありすぎて1日かけてもみきれないという大英博物館、今日は木曜日で8:30までやっている。それでも約3時間。大英博物館といえばエジプトと思っていたのでエジプトをまずみる。大きな彫刻たち。やっぱりエジプト、おもしろいんだろうな。今回も最初はルートに入っていたのだけどスケジュールがあまりにキツキツで、エジプトはきっとエジプトだけでも訪れるだろうとルートから泣く泣く削っていた。いつか絶対行こう。一つ一つわりとふむふむと解説を読んだりしながら回った。エジプトもよかったし、いろんな国の民族的なお祭りの衣装や風習を展示しているLiving and dyingという展示室があって、そこも興味深く見て回った。地下はアフリカの展示で、そのなかのTree of Lifeという作品と作品を解説するビデオをしばらく見ていた。モザンビークの内戦の時に海外から持ち込まれた銃を集めて木を作るというもの。素敵な活動。すごく感動してしまった。
最後にちらりとロゼッタストーンをみてグレートコートに行くといつかちゃんが待っていた。今日は歩き回って足が痛い。いつかちゃんもへとへとみたい。
いつかちゃんと前に同居していたまいつんがロンドンにいて待ち合わせをしていたのでピカデリーサーカスへ。SOHOあたりを抜けてFish and chipsのあるPUBへいく。フィッシュ&チップスの魚が大きかった!でも私はラム肉のステーキを頼む。アイスランドの方がおいしかったな。まいつんにいろいろ話を聞きながらALEを飲む。そしてまいつんに見送られ地下鉄で妖しい青い光で飾られた宿まで向かう。

盛り盛り盛り盛り盛りだくさんの一日


今日はいろいろ行きたいところがあったので、どういう順番でまわるか立てた計画を実行すべく、早めに朝食を済ませてミワより先に宿を出る。

最初に向かったのはロンドン中心部のリージェントパークの一角にあるロンドン動物園。プライスの設計の鳥籠と、リュベトキンのペンギンプールを勧められて、10時のオープンと同時に見に行くことにする。CAMDEN TOWNという最寄り駅から20分くらいは歩くようなので、開園と同時に入れるように駅へ向かった。地下鉄の1DAYとラベルカードを買う。6.20ポンドとどうも高いと思ったら、あとで聞いたらミワはやっぱり5ポンド弱で買っていた。9時半以降にしか使えないもので、それより時間が早かったから高かったらしい。

開園前、何組かの親子連れがゲートが開くのを待っていた。子どもたちはゲートが開くのを今か今かと待っている。動物園大好きなんだね。ロンドン動物園は世界で最初の科学動物園。1828年に開設された当初は科学的研究のために動物を収集しておくことが目的だったそう。1847年に一般公開されて現在では650種以上の動物が集められている。初期の段階から建築物の設計を一流の建築家に依頼することを誇りにしてきたロンドン動物園。残念なことにペンギンプールは現在は使われていなかった。鳥籠は外から見ても中に入って見ても面白い。全体的には寂れた小さな動物園だけれど、動物園×建築に可能性が感じられる。

動物園は再入場ができそうなので、ミワとHOLBORN駅で待ち合わせていた。しかし、ミワから電話があってザックカバーの買出しにてこづっているとのこと、待ち合わせはやめに。

そのあと私はコペンハーゲンの掘田に紹介してもらったセントマーチンズに通うスイス人のユリアに会うことにしていた。12時の約束にセントマーチンズの入り口について電話をすると、寝坊したのか「1時間ほど遅れるとのことだった。出入りする学生には日本人がとても多い。ユリアから到着したとの電話をもらってもどうもユリアらしき人がいない。何かおかしいと思ったら、ファッション科は別校舎のようだった。受付の人に尋ねるとそこから歩いて15分くらいとのこと。最寄駅はHOLBORNではなくて隣のTOTTENHAM COURT ROAD駅ということになる。到着してユリアに電話するもつながらない。何度かけても留守電になってしまう。エントランスでしばらく待たせてもらっても電話は来ない。受付の人に入学案内を見せてもらったり、ユリアにも電話をしてもらったり、待っている間に受付の人とも仲良くなってしまった。日本人が本当に多い。結局連絡が取れそうにないので、ユリアの留守電にメッセージだけ残して、セントマーチンズの中はのぞけずに(通っている学生と一緒でないと入れない。)ユリアにあらかじめ教えてもらっていた布やボタンなどのかわいいお店を探してみることにする。Berwick StreetとKleins on Noel Streetにかわいい店があるらしい。何軒か布屋さんが並んでいて、一軒,とてもかわいいお店を見つけた( [Cloth House]47 Berwick Street,Soho,London W1F 8SJ)。置いてある布が全部個性的で、どの布で服をつくってもきっとかわいい。しかし、どれも決して安くはなかった。安くはなかったけれどアンティークリボンを買う。布屋さんとしてはお勧めしたいナンバーワンかも。

次はSir John Soane's Museum。必見と進められたところ。辿りつく途中になんとも魅力的な大きなパンが売っていたので、ついつい買ってしまった(後のハプニングを予感させるパンだとは知らずに。)HOLBORN駅が最寄り。入場料が無料なのも素晴らしい。ここは想像を超える邸宅だった。部屋中にぎっしりと並べられた調度品の数々。両開きドアを開けるとたくさんの絵が出てくるPICTURE ROOMもあった。なんというか、圧巻。

それから昨日に引き続き、テートモダンを訪れることにする。昨日と違うルートでSOUTHWARK駅で降りたら、"FOLLOW THE ORANGE LAMPPOSTS"オレンジ色の街灯がテートモダンまでを案内してくれるようになっていた。町の中に美術が入り込んだそういう関係がうれしい。今日はこの街灯の存在を知っただけでも収穫あり。

SOUTH KENSINGTON駅へ。向かったのはRCA王立美術学校、Royal College of Art。どんなところなのか一度見てみたかった。紹介者がいないため、建物の中には入れてもらえなかったが、入学案内をもらう。ここでも日本人の姿を見かける。最近私のまわりでも留学する人が多い。そういう時代の流れなのかもしれないけれど、がんばれ日本の教育!!!

木曜と金曜は20:30までやっている大英博物館/THE BRITISH MUSEUM。今回ルートから泣く泣く外してしまったエジプトに行きたくなる。グレートコートで待ち合わせしていたミワと合流したときには一日動き回ってへとへとだった。

この日のラストは、今の前の家で一緒に住んでいてロンドンに留学中のまいつんにミワと3人で会う。Piccadilly Circus駅すぐのVirgin Recordsで待ち合わせ。久しぶりに会ったまいつんは日本にいたときより締まった印象。ロンドンのパブで、絶対食べておきたかったビールとフィッシュアンドチップスを頼む。どーん!と大きいフィッシュに大満足。課題提出前でまいつんも忙しそうだったし、私たちも今日のスケジュールはヘルシンキでの強行スケジュールとはるくらい。でも元気なまいつんに会えてよかった。その後まいつんからメールが入っていた。「なんか困ったことで疲れたりしたら、とりあえず、日本に帰ると良いです。それは失敗でもなんでもなくて、守る方法だよ〜。がんばってね。」と。人生の一時を同じ屋根の下で過ごした元同居人は、きっといろんな試練を乗り越えながらロンドンでの生活を楽しんでいるんだろうな。
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