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ミワいつか
2006/03/18(Sat)
 
 
ゴールデンサークルツアー


朝8時集合。ベーグルだけ急いで用意してバスに乗り込む。YHの部屋がまだ1ベッドしか相手いなくて今夜の宿の心配をしながらバスに乗り込む。テレビショッピングに出てきそうな元気なおばちゃんが大丈夫よ、と言う。ツアー会社のオフィスで一度バスを降りてツアー代金を払う。参加者は年輩夫婦から若者まで多い。天気が雨なのが残念。霧が深くて先が見えないくらい。今日はGOLDEN CIRCLEのツアーに申し込んだ。ゴールデンサークルとは、アイスランドの観光の目玉といえるポイントを結んだルートのことで、地球の割れ目や滝や間欠泉、火口などをまわるツアー。

★初めに温泉の小さな川が流れているところにバスがとまる。バスから降りて霧雨の降る中、みんなで少し歩く。クライミングができるようなアスレチック屋外施設があるが、ここが何なのかよくわからない。ガイドさんはみんなを集めて英語でぺちゃくちゃと説明をしている。

★続いてバスはシンクヴェトリル国立公園(Pingvellir National Park)へ。ここは、ユーラシアプレートと北米プレートが東西に分離している場所で、ギャオと呼ばれる地球の割れ目を見る。ツアーの説明についていけない私たちは「ここがきっと、ギャオ、だよね?」と2人で確認し合う。

★グトルフォスの滝(the waterfall Gullfoss)。アイスランドを代表する瀑布の一つで、氷河から溶け出した水流がしぶきを上げながら32mの落差を流れ落ちていく様が近くから見られる。滝の様子はたしかにすさまじかったけれど、どうもこのバスを降ろされて、「はい、見てください」「はい、行きますよー」の感じに居心地の悪さを感じて景色に入り込めない。お昼にたべた伝統的なアイスランドのラムのスープとそれについてきたパンが美味しくて、パンの印象の方が強く残る。

★Geysir(strokkur)。間欠泉が見られるところ。アイスランドの観光写真などで勢いよく水しぶきをあげているあれである。間欠泉を意味する英語Geyser(ゲイシール)の語源となったゲイシールは現在は活動を休止しているので、私たちは現在活動中のストロックルという約5分の間隔で30メートルの水柱を吹き上げるものを見る。辺りには硫黄を含んだ温泉が流れ出ていて至るところで湯気があがっていて生あたたかい。

★スカルホルト教会(Skalholt)

★ケリズ火口湖
およそ3000年前にできた、深さ55mの火口湖。湖面は美しい青緑色で神秘的な雰囲気なのだけれど、火口のまわりに柵などが一切ないので怖くなる。人間危険な場所は自分で感じられるはずだから、柵などで自然を壊したくないというアイスランド人の考えがあることを後から知った。自分が踏み出すその足の位置を100パーセントは信じられなくて、ずるっとすべったりしないだろうかなどということをすぐに考えてしまう。登山家と呼ばれるたぐいの人たちは、自分の足を、自分のことを信じることができる人なんだろうな。

最後にお土産屋に寄るところがさすがツアー。そしてガイドさんに上手に勧められて、みんながソフトクリームを食べていたので私もまんまとつられて買ってしまう。ソフトクリームをまっさかさまにして、ドボンとチョコレートにつけるやつを注文した。

最後は参加者の各ホテルまでバスが走ってツアーが終了。ツアーというのはやっぱり訪れたという事実と写真が残るだけで、肝心なその印象が残らない。しかしアイスランドでゴールデンサークルのようなところを回るのはツアーがベストだろうし、仕方がないという気持ちと終始集合時間を気にしていた一日に疲れがどっと出る。

夜はキャベツのスープ、ベーコン、アイスランド産マイルドブルーチーズ(美味しい!)、インスタント麺と、魚のマリネの瓶詰め。夜中、YHの共通スペースで溜まっていた日記を書いていたら、プロジェクターで永瀬正敏がアイスランドに行く映画のDVDが始まった。
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