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ミワいつか
2006/03/16(Thu)
またねホッタ!またねコペンハーゲン!!
朝方昨日の夜から乾燥機にかけていた洗濯物をとり、また寝る。本当はラウンドタワーに行ってコペンの街を見納めてからミケルの店に鍵を返しに行くはずが、ばたばたしてもしょうがないしと行かないことにする。またゆっくり来るからいいんだ。
結局それでもギリギリまで荷詰めやら何やらで約束の時間からかなり遅れてミケルの店に到着。アイスランドは物価が高いということで買いだめした荷物がすごく重い。
結局堀田に案内してもらおうと思って待ち合わせをしたのに出発の時間を勘違いしてたりで、何も見ずそのまま駅へ向かう。
途中セブンイレブンに寄って、観光案内所でもらったパンフレットに書いてあったクリスマスの家族団欒の最後に食べるというミルク粥を買う。リスアラマン(riz a l'mande)といって、砕いたアーモンドが入った甘いミルク粥のデザートでその中に一つだけ砕かれていないアーモンドを入れ、それにあたった人はプレゼントをもらえるらしい。なんて楽しいイベント。
堀田が餞別に風邪の時などに舐めるといいというデンマークの伝統の飴、ラクリスをくれた。
駅のホームまで堀田に見送ってもらい空港へと向かう。
ありがとうホッタ。ありがとうミケル。ありがとうヤコブ。ありがとうクリストファー。コペンハーゲン、昔乗り継ぎで何時間か訪れたことがあって、木がたくさん使われた空港がお気に入りではあったんだけど、街はもっと素敵でした。結婚して子どもが生まれて旅に行けるぐらいになったら一緒に来よう。そしてチボリ公園に行こう。かわいいおもちゃ達もたくさん買っちゃおう。
コペンハーゲンからアイスランドは安いというIcelandExpress。事前にネットで予約をしてあって、パスポートを見せるだけでチェックインが完了した。安い航空会社だけあって飲み物は有料。もちろん機内食も有料。私達はスーパーで買っておいたたくさんのりんごの内の一つと、セブンイレブンのミルク粥、チョコレートドリンクでお昼にする。
寝ている内に飛行機はアイスランドへ着陸に向けて高度を落としていった。雲を抜けて地上が見えると、そこに見えたのは茶色い荒々しい大地とまっすぐに伸びる道。今までのヨーロッパの国々とはまったく違う景色。
空港から市内へはバスで向かう。どこに泊まるのか聞かれユースホステルに泊まるつもりというと、そこまで連れて行ってくれる。雨が降っていた。所々晴れ間も見える。荒涼とした岩と苔の大地をボーっと眺めていると前方に虹がかかっていた。地平線から伸びる虹。雨のおかげで虹が見えるなら雨も悪くない。
街の電光掲示板が示していた温度は7℃。なんて暖かい!今まで寒いところばかりだったし、アイスランドで最後、と思っていたらアイスランドはそんな覚悟はいらなかったみたい。地熱のせいかしら。一安心。
途中いくつものホテルに寄り、最後に私達が泊まりたいユースに到着。予約をしていなかったのですごく心配ではあったけどなんとか泊まれた。
荷物と飛行機とでかなり疲れてしまった。それでもお腹が空いたし、とお金を下ろしてスーパーへ買出しに行く。受付のお姉さん(すごく感じのいいカワイイお姉さん!)に聞くと地図に載っているスーパーより安いところを教えてくれた。
教えてもらったスーパーで買出し。確かに物価高いけど物によってはそれほどでもない。冷凍のベーグル、8個入りで99クローネ(≒158円)。かなりお買い得。
コペンハーゲンから持ってきたマッシュルームとゆでた芋の瓶詰めとホールトマトを煮てこれまたコペンハーゲンから持ってきた米を炊いて、コペンハーゲンから持ってきたアスパラのピクルスで夕飯。そういえば肉気がなかった。
翌日のブルーラグーンの予約をして6人部屋で結局私達以外だれもいない部屋でゆっくりくつろぐ。

待望のアイスランドに上陸!


デンマークでは工芸博物館、デンマーク建築センターにいけなかったのが心残り。ヤコブセンの建築巡りもしたかった。でも友達に会えた!10時半ミケのお店で堀田と待ち合わせ。少し遅れて到着すると堀田がすでに待っていてくれた。ビョークの服をつくったりしているお店があるというので行きたかったが少し遠いのであきらめることにする。部屋の鍵を返して、堀田が駅まで送ってくれた。途中のセブンイレブン(コペンにはセブンイレブンがたくさんある)でデンマークではクリスマスに食べると言うお米のデザートを買ってみる。ミルクがゆのような甘いデザートで、クリスマスのときはアーモンドが一粒だけ入っていて、それにあたった子どもは特別なプレゼントがもらえるらしい。

空港まで電車でわずか15分くらい。ターミナルが3つに分かれているけれど歩いて移動できるようだ。空港がこんなに近いなんてとても便利。

アイスランドへのアクセスは日本からだと夏期にはアイスランド航空の直行便が飛んでいるが、ヨーロッパではコペンハーゲンやロンドンからフライトがある。アイスランド航空は高いので、私たちはアイスランドエキスプレスという安い航空会社の方で予約していた。ただし安い分、機内サービスはなし。飲み物もすべて有料になる。セブンイレブンで買ったライスアーモンドを食べてみる。けっこう甘いけれど美味しい。一緒に買ったコペンのこどもたちが大好きというパッケージがかわいい気になっていたコーヒー牛乳“マチルダ”も美味しい。きれいな眩しい空を眺めながらほとんどウトウトしていた。

アイスランドKEFKYABIK空港は木が使われていたりした。降り立つとそこはなまあたたかかった。空港内で写真を撮っていたら、黒人さんにカメラに興味を持たれて話しかけられる。見せてと言われるがこわいので、デジカメにつけた大宰府天満宮の御守を離さずにいた。アイスランド大学で勉強していてレイキャビックに住んでいるらしい。頼んでいないのにパスポートや学生証まで見せてきたのは何かあるのだろうか。市内まではFRY BUSで1150ISK。お金を替えていないので、カードで払う。乗客一人一人のホテル名が聞かれ、それぞれのホテルまで連れていってくれる。空港からの道のりだけでこの国が大好きにな国になる予感がした。広大な大地と空を広く感じられるところが私は好きらしい。モンゴルもそうだ。少し雲っていて、そして湿っていて、それが嫌ではない。アイスランドは国土のほとんどが北極圏のすぐ南にあるが、沿岸を流れるメキシコ暖流と活発な火山活動による地熱の影響で比較的温かい。バスからみた街中の気温表示は7℃だった。今までで一番温かいのでは?

レイキャビックノYHは一つだけ。YHをとりあえず2泊だけ予約。受付のお姉さんはとてもかわいい人だった。英語の話し方もかわいい。荷物を置いて散歩がてらお金をおろしに銀行のATMとスーパーへ行ってみる。子どもたちが家の庭でトランポリンをしていた。覗いたらみんなでおいでと言ってくれて、元気に写真に答えてくれる。さっきすれ違った子もいい笑顔を見せてくれた。アイスランドの子どもたちはいい子ばかりかも!高い、高いと言われて覚悟していたアイスランドの物価。スーパーへ行ったらそれほどでもなかった。コペンから運んだ食材と合わせて適当に夕食をつくる。冷凍ベーグルが9ヶも入って約200円だったので買っておく。YHの受付で明日のブルーンラグーンの予約をする。
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