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ミワいつか
2006/03/12(Sun)
チャリンコロケンロール


朝起きて昨日夢の中でホテルの部屋のドアの外が騒がしかったような気がするけど、夢だった気もするといつかちゃんに尋ねてみるとどうやら現実の出来事だったらしい。オランダでは少量のマリファナの所持が認められている。マリファナでもやって少しおかしくなった人たちだったのかな。
私は夢の中でしか部屋の外の騒がしさを聞いていなかったので怖くもなく、割と居心地がいいホテルだったけど、やっぱりユースのほうが安いしと宿を移る。
ユースでチェックインし、有料のコインロッカーに荷物を預け、部屋が開く2時まですぐ隣の公園を散歩する。
日曜日の昼、公園にはランニングをする人、サイクリングをする人、犬の散歩をする人たちでいっぱいだった。のどかな日曜日。池には氷が張っていて、氷の張った池に鴨が泳いでいる。時々氷の上に乗ったりして氷がみしみし音を立てている。その氷が割れて鴨が池に落ちたりする。そんなのを眺めながら散歩。
子ども達も多い。自転車の荷台(でかい!)に子どもを乗せて走っている自転車もたくさんいた。子ども達が集まる広場があって、そこで一緒にシーソーに乗ったりして遊んだ。寒いけど子ども達は元気だった。
子ども達の広場の横のカフェで休憩。ゆっくりしていたらあっというまに2時。ユースに戻る。
コインロッカーから取り出した荷物を部屋に置き、レンタバイクを借りてアムステルダム観光へ。
美術品市場を目指し、レンブラント広場へ行くが、市のようなものは立っていなかった。代わりに木琴を演奏している人がいた。子どもも一生懸命聞いていた。ブリュッセルで食べたフリット(フライドポテト)のお店もあったけど、ダム広場でもあるだろう、とダム広場へ向かう。
ダム広場の王宮前から今度は太鼓の音が聞こえた。それを囲む人だかり。その人だかりの中へ入ってみると、太鼓を叩く子ども達がいた。みんな楽しそうに演奏をしている。そして興奮気味の観客達。しばらくその演奏を聴く。
新教会でインドネシア展をやっていた。ミュージアムショップだけ覗く。教会で展覧会なんて素敵。昔インドネシアを植民地にしていたオランダ。今でもつながりがあるようだ。インドネシアも行きたいな。
ダム広場の近くのデパートでチーズの試食をたくさんして、おいしかったチーズを次コペンハーゲンでお世話になるミケルのお土産用にと買う。
アンネの家へ自転車で行く。美術館かと思ってうっかり通り過ぎてしまうぐらい、きれいなガラス張りの入り口がアンネの家だった。入り口の隣の建物が実際にアンネが生活していた家だった。アンネの日記の記述がところどころの壁に書かれていたり、その時の生活を窺える展示がある。ホントにどうしてユダヤ人迫害なんてあていたのかおかしな話。きっと生きていたら立派なジャーナリストになったに違いない。日本に帰ったらもう一度アンネの日記読み返してみようかな。
ダム広場の近くのスーパーで夕飯の食材を買出し、宿へと自転車をこぐ。
帰って受付でキッチンの場所を聞くと、キッチンはないらしい、、、辛うじて食堂に電子レンジがあったのでレンジで調理。ほうれん草とマッシュルームと豚肉のをレンジでチン。肉から出た脂がうまい具合にいい味付けになっていた。ちょっとハプニングだったけど意外と美味しくて、意外な成功に嬉しくて素敵な夕飯。AMSTELビールも美味しかった。
アムステルダム★サイクリング


ホテルの朝食いーっぱい食べる。パン、ハム、チーズ、コーンフレーク、ゆで卵、ヨーグルト、ジャム類ははちみつからレバーペースト、チョコスプレーなど10種類くらいあって苦しくなるまで食べた!11時チェックアウト。荷物をYHのロッカー(有料だった1時間0.20ユーロ)に預けて、14時のチェックインまですぐそばの大きな公園VONDEL PARKに行ってみることにする。少し寒かったけれど公園はとても気持ちがよかった。ジョギングしている人が多いこと!オレンジ、黄緑、赤、青と格好がみんな派手でかわいい。公園内の遊び場で子ども達がたくさん遊んでいる。みんな大騒ぎでかわいくて写真をたくさん撮る。一緒にシーソーとかも乗って遊んじゃう。カフェで美味しそうなアップルタルトをぐっと我慢してコーヒーだけ飲む。14時YHにチェックイン。ここのYHも広くて清潔だった。トイレもシャワーも部屋についていた。

オランダは自転車大国。24時間8ユーロで自転車を借りることにする。レンタバイク屋で葉書を買おうとしたらお兄さんがプレゼントしてくれた。日本でも最近はモペット(原付)ばかり乗っていたので、久しぶりの自転車こぎが気持ちいい。そういえば私の乗っているモペッドのTOMOSはここオランダ生まれ。オランダは車道、歩道の他に自転車専用道があって、自転車の絵のマークの信号もあるけれど、いまいちルールがわからない。みんな荷台の両サイド垂れるようにカラフルなビニールバックを付けている。さっそく美術品市をやっているとい広場に行ってみるがやっていない。かわりに木琴の演奏に人だかりがあった。続いてダム広場へ行ってみると太鼓の音と人だかりでここも盛り上がっている。黒人さんたちが太鼓類を軽快に叩いている!黒人さんたちのリズム感がうらやましい。一人、マイケルジャクソンの小さい頃のような男の子が、楽しそうにステップを踏みながらリズムを刻むその姿がこれまた上手でかっこよかった。広場の脇にある元教会の美術館ではインドネシア展がやっていた。中に入ると天井のドームに木が使われていて気持ちのよい空間になっていた。入場は10ユーロだったので物産展だけ見る。買いたい小笛があったけれど買うのはやめる。

そしてアンネ・フランク・ハウス(Anne Frank Huis)ヘ。アンネが2年強を過ごした隠れ家がミュージアムになって公開されているもので、デザインセンターか何かだと思ったそこが予想外の外観のシンプルにデザインされたアンネハウスだった。アンネ・フランクの一家はヒトラーのユダヤ人の迫害により祖国ドイツからオランダへ避難するも、1940年にナチスがオランダを占領してオランダでもユダヤ人迫害が厳しくなり、隠れ家への潜伏を始める。思っていたよりは広く感じた隠れ家。しかし合計8人が日中は音も立てずに2年以上を過ごしていたなんて考えられない。母からもらってアンネの日記を読んだのはいつだっただろうか。残忍な迫害の事実とともに、“日記”を綴るという点から、人種、環境、状況、そして生きていく、ということについて考える空間になった。いろんな国の言葉でまとめられたアンネハウスの本が解りやすくて日本語のものを買う。学校などでもこの本を教材として使うととてもいいのにと思う。

帰りにスーパーで買い出し。スーパーのオリジナルパッケージがかわいかった。YHに戻ってキッチンを探すが見つからない。大きなYHであるものだと思い込んでいたが、キッチンのないYHだった。炒めようと思って買った豚肉、マッシュルーム、カットほうれん草をすべてレンジにかけてみた。ダイニングスペースの片隅で大笑いのクッキングタイム。美味しかったですよ。レンジは神様のよう。

夜、無線LANの接続2時間9ユーロでみわと1時間ずつパソコンに向かう。
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