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ミワいつか
2006/03/08(Wed)
パリ発ブリュッセル着


パリ出発の日。
パリがあんまり素敵で結構ゆっくりしたけど、見るべきところみてなかったり(ルーブル中見てない!モンマルトルも行ってない!)、もっともっと見るところいっぱいあったけど、ベルギーでもきっといっぱいの出会いがあるはず。後ろ髪を引かれながらパリを出発する。きっとパリもまた来ちゃう。諦めてしまったモンサンミッシェルも次来たときは行かないと。
カルティエ財団のギャラリーでやってた写真展の本とか、ロシアのマトリョーシカとか、モンゴルで子ども達が書いてくれた絵とか、お土産とか、日本から持ってきちゃった自転車の鍵とかを送るために郵便局へ。朝から結構並んでる。かなちゃんに手伝ってもらって日本へ郵便を送る。ゆっくり船便で送ることにする。紙に何を書くべきか、とかかなちゃんいなかったら結構大変だったかも。
ほんとにかなちゃんにはお世話になりました。最後のメトロに乗るにも使ってないはずのカルネが反応しなくて、それも助けてもらっちゃった。ありがとう。おかげでゆっくり安心して滞在できました!
ユーロラインのチェックインはおとといチケットを買ったときのお兄さん。目が合って笑顔をくれた。バスは少し遅れて到着。国境あたりで目が覚める。ついにベルギー。その国旗を見た瞬間、出発前にはまってたセブンイレブンのベルギー生チョコシュークリームを思い出す。チョコ食べよう。
ブリュッセルは北駅に到着。アムステルダムへのチケットを予約し、昨日あてをつけていたCentreVincentvanGogh-CHABを目指す。雨がかなり降っている。着いたユースは想像よりかなりきれい!2晩の宿をとる(ホントは3泊だった)。
荷物を置いて、市内へ繰り出す。
インフォメーションのあるグランプラスへ向かう。町の北部は結構暗くて、ビルが多いけど、グランプラスへ近づくに連れてお店も増え、人も増え活気を帯びてきた。
そしてグランプラスの広場へ抜けると!そこには、荘厳な建物たちに囲まれた空間があった。なんて美しい!!ヴィクトルユーゴーによって"世界で最も美しい広場"と賞賛されたらしいこの広場は、その期待を裏切らない、北駅やホテルまでの道で感じた寂しさを補って余るほどの素晴らしさ。あーブリュッセルも素敵な街!
とは言え朝にパンを食べてからチョコをつまんだだけだったのでお腹を満たすためにお店を探す。がお腹がすきすぎて思考力もあまりない。迷いに迷った挙句、グランプラスへ向かう道の入口にある暖炉の暖かそうな店に入ることにする。
フランスのcafeで食べ損なったムール貝を食べたくてお店の人に聞きながら頼む。二人で一つのムールアラクレーム。ベルギーでポピュラーというトラピストの黒ビールとともに堪能する。おいしい〜!!さっぱりとしたクリーム煮で鍋いっぱいにムール貝が詰ってる。大満足で店をでる。
アーケードを通り小便小僧は明日見ることにして宿に着く。眠くてすぐに寝てしまう。目が覚めてシャワーを浴びに行くと、宿の入り口にあるPubでは歌えや踊れやの大盛り上がりだった。
シャワーを浴びて戻るともう電気が消えていた。おとなしく眠ることにする。

雨のブリュッセル


朝かなちゃんちの側の郵便局でミワが荷物を送る。住所とか書いていかないと郵便局のおばちゃんに怒られるよと言われていたが、朝から混んでいて結構時間がかかっていた。私は手紙を一通出す。ヨーロッパを結ぶ長距離バスEUROLINEの発着所へ向かう。3号線の終着駅にある発着所までまた急ぐ。これから何度か乗るEUROLINE。ベルギーまでは24ユーロで行けてしまう。バスが出発したのは11時すぎ。トイレだけは付いているようだ。パリは心残りがたくさん出来てしまった。行きたい場所に行きそびれてしまったり、会いたかった人に会えなかったり。でもパリコレも見れたし、ロンシャンの教会にも行けたし、毎日本当に楽しかった!かなちゃん、泊めてくれてありがとね。雨がたくさん降っていたせいもあるのか4時間の移動をほとんど眠る。

15時すぎ、ブリュッセル北駅に到着。次のアムステルダムまでのEUROLINEチケットを買う(19ユーロ)。細かい雨だけれど、結構降っていていつの間にかびしょ濡れ。地球の歩き方に載っていたHOTEL DE JEUNES YOUTH HOSTEL Centre Vincent Van Goghを見つける。1泊13.5ユーロととても安い。ユースホステル協会に加盟しているわけではない若者向けのホステルで、バーやらビリヤード台まであって朝食も付いている。‘門限なし、いかすベルギービールバーあり、朝食付、キッチンあり、温かいシャワーあり、ビリヤード台あり、洗濯乾燥機あり、バゲッジルームあり、インターネットあり、メンバーシップカード不要、クレジットカードOK’という売り文句が書かれているだけある。荷物を置いて歩いてブリュッセルの中心街へ行ってみる。途中、サンミッシェル大聖堂の壮大なゴシック様式の聖堂の50ヶのカリヨンの音色を聞く。そこまでの道は雨も降って静かで少し寂しかったけれど、鐘の音色を聴きながら町を歩くとヨーロッパにいるという実感がわいて胸も高鳴る。グラン・プラスは歴史的建築物に囲まれた雰囲気のある、重みのある広場で、雨がまた似合っている気がした。ヴィクトル・ユーゴは「世界で最も美しい広場」と、ジャン・コクトーは「豊饒なる劇場」と賞賛したそうだ。かつてその二人も立ったこの広場に今私も立っている。雨も降っていてお腹も空いたので早めの夕食をとることにした。お店を迷うが適当に入ってとりあえずトラピストビールを頼む。ミワはブラウン。私はブロンズ。頼んだムール貝が鍋にいーっぱいに運ばれてきた。ミワも私もムール貝は大好きで、特にミワはパリで注文を失敗したこともあって鍋一杯のムール貝のボリュームが私達の欲求を十分に満たしてくれた。「たかがポテトとあなどるなかれ!」と聞いていたフライドポテトは普通だった(あとでメールを見たらレストランで頼むのは×だったらしい)。YHに戻ってシャワーを浴びて早めに寝る。バーは大盛り上がり。今時のYHはこんなに賑やかなのね。
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