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ミワいつか
2006/02/25(Sat)
危ない列車


朝ごはんにイルクーツクで買ったサンドイッチを食べていると○○○?という駅でついに同室者が乗り込んできてしまった。しかもロシア人の男の人。この狭い室内にでかい男はちょっとやだな、と思ったけど、上段に上がりこみねっころがったりしてやり過ごしていた。お昼過ぎに食堂車へ行くもディナータイムはまだなのかなんかいろいろ言われてダメみたい。なのでマッシュポテトのピロシキを頼んでお腹を満たす。戻ってまたグダグダしてると酔っ払いのアレッグがいつかちゃんに話しかけてきて、私は上段にいると降りて来いとおろされた。自分で降りれるって言ってるのに子どものように下ろされた。
駅に停車すると同室者がザリガニのようなものを茹でたものを袋一杯2袋買ってきた。ビールも4本買ってきてどうやら私達にもくれるらしい。いつかちゃんがピロシキピロシキ言うと、ピロシキも買ってきてくれた。同室者の2人以上にザリガニを食らう。卵のことをイクラというらしく、ザリガニのイクラも食べさしてくれた。2人は味噌を食べないみたいで捨てていたが、味噌も美味しかった!
こういうのがあると、同室者がいるっていうのもいいんだけど。いいと思ってたんだけど。
隣の隣の部屋のちびっ子がすごい悪がきで、蹴ったり殴ったりしてくる。最初はかわいがってたけど、普通に蹴ってきて痛いし(痣になった、、、)本気で嫌がってたらまたその隣のジョンというロシア人が助けてくれた。彼はバイクバカらしく、YAMAHAのバイクに乗ってるらしい。その友達のセルゲイはスポーツカー狂で日本車が大好きなんだって。本名エカテリーナのケイトはすごい美人で既婚者らしい。ロシアでは既婚者はゴールドの指輪をしてるみたい。アレッグも彼らの仲間で、彼らがビールを持って部屋に遊びに来てこれから宴会が始まるか、というところで私はお腹を壊してしまった!普段結構お腹強いんだけど、モンゴルでも食べ過ぎたし、ザリガニ(アラーク)も食べ過ぎたしで、お腹痛くて宴会どころではない感じ。なのでベットの上段で寝てることにした。そしたら彼らは気を使って、いつかちゃんを連れて彼らの部屋で宴会をすることになった。
途中何度か様子を見に来てくれて、私ももうよくはなってきていたけど無理は禁物ってことで寝てた。
といつかちゃんが酔っ払って戻ってきた。マイケルが私に「いつかは酔ってるから静かに寝かしといて」みたいなこと言うので私も寝ることにする。が、なんか変。マイケルは上段なはずなのに上ってこないし。もしかして酔っ払ってる隙に何か盗む気じゃ、と思い下を覗くとなんと!マイケルがいつかちゃんにチューをしようとしてるじゃないか!!「何やってるの!止めて!!」って怒って上からたたくとなんか言い訳のようなことをして謝って出て行った。もう私はそうゆうところは潔癖なので、許せなくて。その後また少ししてマイケルが戻ってきたと思ったらまたチューをしようとしてるじゃないか!また上から叩いて怒った!「ほんとに止めて!!」って。そしたらまた謝ったようなそぶりをして握手を求めてきたので断った。「触らないで」って。そしたら泣いたふりみたいにしてきたけど、ホントにもう許せなくって。
その夜はめがねもはずさず、半分起きたまま寝て、朝も二人が起きる前に起きた。もうホントやだー!モスクワまでは乗らないらしいけど。えーん!!!

男女混合コンパ(ートメント)


どうやら洗面所というのはないらしい。仕方なくトイレと一緒にある洗面台で顔を洗う。隣のベッドはまだ空いたまま。赤いトレーナーを着た男の子がうろちょろしている。悪さをしてくるので、時々かまうが、時々無視をする。朝食は昨日買ったサーモンのパンとチーズのパンとピクルス、ミックスジュース。午前中は本を読みふける。もてあますほどの時間があるのはいつぶりだろう。外は相変わらず雪景色で、時おり出現する木の家々の屋根に雪が積もっている姿がかわいらしい。車内からメールはできないが、たくさんのメールをくれた人、メールをしそびれてしまっている人たちのことをしばし考える。ぼーっと車窓を眺めながらの最高にぜいたくな時間。いつの間にか私もミワも寝ていた。目が覚めて列車内散策に部屋を出る。楽しそうな食堂車を発見。座ってメニューを眺めるがまだ夕食を頼める時間ではないらしい。ポテトのピロシキ(早口に肉、ポテト、キャベツと言われた)を2つだけ頼む。1ヶ10RUB。

同室の人が乗り込んで来た。ロシア人男性が二人。ガイドブックにもあったが当たり前のことのように男性と同室になる。どうせロシア語だろうし、向こうも話しかけてくるわけでもないので言葉を交わさない。廊下で電源をとりながら、日記を書いているとさっき食堂車で見かけた酔っ払いが話しかけてきた。部屋に入って来てまでしゃべり続けていて、同室の二人も笑ったりしている。いつの間にか部屋は7-8人の人でいっぱいになる。同室の人が停車駅でアラーク(ざりがに)を袋いっぱいに買ってきた。缶ビールまでどうぞと言われ、ざりがにをたらふくご馳走になる。停車駅の外にはまだピロシキらしい袋を持った売り子がいるので、ロシア語で「ピロシキ食べたい」と言ったりしていると、同室の人はミワと私に一つずつ買ってきてくれた。ざりがに、一体何匹ご馳走になったのだろう、オーチンフクースナー(美味しい)。

夜、同い年のやさしいロシア人青年ジョンとセルゲとケイトが部屋へやってくる。ビールとバイカル湖の魚の燻製をご馳走になる。ミワはお腹をこわしてしまったようで寝ている。ジョンたちの部屋へお邪魔してしばし宴会。私に差し出されたジョンのフューチャーワイフからもらったグラスが大きいので、飲みすぎる。気分が悪くなって部屋へ戻るが、同室の上のロシア人は下のロシア人がいないうちにキスしようとしてきたり、下のロシア人は上のロシア人が寝てしまったら手を握ってきたりしたので、怖くなって電気をつけたまま寝る。
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