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結局またドタバタ
無事香港に到着。 ドタバタの汗をシャワールームで流し、リフレッシュしてリスタート。 香港→北京は眠ってるうちについた。 北京の情報をあまり仕入れてなかったから携帯電話の使い方がわからずちょっと困る。 携帯からかけようとしたけどつながらない。 国番号+日本の電話番号じゃなかったっけ?(頭に「+」をつけるということを後で知る。) タクシーの客引きのおじさんがいらないって言ってるのに延々と中国語で話しかけてくるのを無視しつつバス乗り場へ。 目的地はフフホトからの列車のチケットを受け取りにいく中国国際旅行社。 住所を見せても首を傾げられとりあえず北京駅へ行くことを薦められる。 北京駅からは地図に中国旅行社が乗っていたのでそこへタクシーで向かうことにする。 北京駅でもタクシーの客引きがすごく話しかけてちょっと怪しんだけど、いろいろ教えてくれて反対側でタクシーひろいなって言っただけでバイバイした。料金の高いタクシーに乗っけられるのかとびくびくしてたから、バイバイなんだって拍子抜けしてたけど、反対側でタクシー乗ったらタクシーの運転手が別の人にチップ払ってたのを見て、ちょっと納得。完全ボランティアではやっぱりなかったのね。 空港からのバスもそうだったけどタクシーに乗っても道がすごく渋滞してて結構時間がかかってしまった。 で、到着した旅行社で、ここではないといわれる。本店が別の場所にあるのでそこへ行ってみて、といわれたので地下鉄で向かう。 地図によると地下鉄からそんな遠くない気がしていたけど、人に聞き聞き到着した旅行社は結構距離があった。重い(ホント重い!!)バックパックを背負ったままでいったりきたりでかなり疲弊してしまった。 のに。 やっぱりここでもないと言われる!電話番号が書いてあったので旅行社の人が電話してくれたらどうやらフフホトの中国旅行社に取りに行けということだったらしい。日本の手配会社から送られてきたFAXには北京と書いてあるのに!!さらに行ったり来たり渋滞に巻き込まれたりしてるうちに出発の時間も迫って来てタクシーで行けという。バスなら16元なのに、タクシーだと100元ぐらいだって!旅行社のミスだし、あとで請求してやると泣く泣くタクシーを拾うことにする。なのにみんなこぞって乗車拒否。やっとの思いでつかまえたタクシーもやっぱり渋滞で、ギリギリにチェックインしてバックパックを背負ったまま(ホントに重い!!!)走ってゲートまで行きCHINA AIRの国内線に乗り込む。 フフホトで無事チケットを受け取り、旅行社の人に夕飯が安くて美味しい場所を聞いたけどそれらしい店がわからず駅前へ向かおうとするもまたもやタクシーが捕まらず。バックパックが重くてへこたれそうになりながらいろんな人の助けを借りてバスに乗り何とか夕飯にありつく。 深夜、国際列車に乗り込みモンゴルを目指す。
こんなで走りぬけてしまった中国、印象は黄砂のせいなのか季節のせいなのか茶色の国。前に北京に来たときは特に感じなかったのだけど、今回は街の緑さえも茶色に見えた。 こんなですが、楽しんでます。
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フフホト/呼和浩特/HOHHOT
私たちが購入した世界一周航空券はワンワールドのものなので、加盟しているアメリカン航空、英国航空、イベリア航空、カンタス航空、キャセイ航空、フィンランド航空、ラン航空、アイルランド航空のフライトが利用できる。最初に訪れるモンゴル航空はどこの世界一周航空券にも加盟していないので、キャセイで香港を経由して北京へ向かうことにしている。5時間のフライトを経てトランジットで降りた香港の気温は21℃。出発からたくさん走って汗をかいた。北京へのフライトはナイトランで少し時間もあるので、空港内のシャワールームでシャワーを浴びる($10)。 すっきりして搭乗した初のキャセイの機内食のヌードルが美味しい。李錦記のソースがついていた。そのままでも色も味も濃いのに中国の人はさらにかけるのかしら? 北京でフフホトからの国際列車のバウチャーを受け取るのに、バウチャーのFAXが間違っていて、大連という遠いところに行けといわれたり、旅行会社をたらいまわしされる。動き回っているうちに、タクシーから天安門も眺めることができた。結局バウチャーはフフホトで受け取ればいいことがわかり、急いでタクシーで空港へ向かう。 今度はチャイナ航空の国内線に乗って、フフホト(名前がかわいくて好き)という町へ向かう。3列・3列の小さな飛行機で隣のおじさんにピロシキみたいな機内食を余分にもらう。 フフホト(呼和浩特)に降りたら何もなかった。私達を見てすぐにキーを持ったおばさんが「taxi!taxi!」と近づく。値段を交渉して40元で国際列車のチケットを受け取りに行く代理店まで乗せていってもらう。内蒙古自治区の区都であるフフホトはモンゴル語で「青い城」という意味。町の看板には中国語とモンゴル語が併記されている。旅行会社の担当の劉さんは日本語が上手でとてもいい方だった。劉さんのところでメールをチェックさせてもらったあと、内蒙古自治区立の内蒙古博物館に行ってきた。マンモスや恐竜の化石の模型があり、一部本物も使われているようで、面白かった。デパートで列車内で食べる食料を買い込み(お惣菜がどれも美味しそう)、劉さんのところへ戻るが教えてもらった新城賓館の奥にあるという安くて美味しいお店が見つけられず、フフホト駅のそばまで行って食堂でご飯を食べる。国際列車は22時半発。駅のトイレが衝撃的だった。個室の扉の顔から上が開いていて、みんな扉の方を向いて用を足しているので、並んで待っている人と目が合う。そのくらいは中国のトイレ事情としては想像していたけれど、トイレの端に囲いのない便器がある。みんな並ぶのが嫌なのか率先してそちらを使う。三人組のおばさんたちなんかはおしゃべりをしながら、順番にそこで用を済ませていた。
列車は2段ベッドが両サイドにある4人1部屋でドアのついた列車。多分この電車はこれが1等席で、ドアがないベッドの車両も見たし、リクライニングしない向かい合わせの座席の車両も見た。番号のところへ行くと、下のベッドに一人男性が腰掛けていて、その上のベッドが奥さんのようだったので、「変えませんか?」と声をかけて、みわと二人上の段になった。
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